OPUS Terminalは、コンテナターミナルなりではのタスクであるコンテナの船積み/陸揚げ、仕分け、保管はもちろん、新たに必要となるターミナル業務にも柔軟に対応できるソリューションです。 海上貨物の輸送量は年々増加を続けており、海運業者はアライアンスの強化や船舶の大型化などにより物量増加に対応しています。大型船舶に対応するため、ターミナルも大型化・自動化が進められており、船舶の定時運航を確保するよう、生産性アップが求められています。インフラ整備や設備自動化による技術改善に加え、港湾での情報共有拡大によるサービス改善が求められています。
OPUS Terminalは、ターミナル全体の業務を単一のソリューションで支援するのにとどまらず、独自開発の運用分析アルゴリズムを使用して荷役作業の最適化と運用の効率化を実現します。業務単位で適用可能な仕組みとなっているため、ターミナルの業務拡張やサービス拡大に柔軟に対応できます。特に、年間取扱量が1000万TEUに近い超大型ターミナルや完全自動化ターミナルですでに検証済みのもので、次世代型のターミナルソリューションと言えます。
Experience Positive Outcomes
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- High Productivity
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ターミナルにあるすべての荷役機械の作業効率を勘案の上、作業計画を生成、管理し、本船単位の荷役作業の生産性を高めます。
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- Efficient Integration
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船社、港湾当局、コンテナ陸送会社、ターミナルの使用システムと自動荷役システムとのスムーズな統合を支援します。また、様々なインターフェースと標準APIも提供しています。
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- Hybrid Operation
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単一ソリューションとして、ターミナルヤード・装備タイプを問わず、すべての作業を支援します。ヤードの拡張があった場合の複合運用にも対応しています。
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- Ready to Automation
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通常のヤード自動化から、自律自走式台車を導入する完全自動化まで完ぺきに支援します。
Capabilities and Features
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- Optimized Terminal Workload
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TLC(Terminal Logistic Controller)の採用により、船舶・鉄道積み揚げ貨物やゲートイン/アウトされる貨物、それぞれの特徴を勘案の上、特定の機械やヤードに限らず、ターミナル全体の最適化に基づく作業を指示します。
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- Advanced Planning
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本船・貨物の作業履歴の分析結果やユーザー設定のパターンに基づいて、船舶・ヤード・バース向けの積み付け計画システムを自動化することで、作業時間を短縮、変更履歴をリアルタイムで更新します。
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- Container Intelligent Management
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コンテナ種別ごとの特徴や使用履歴に基づく管理機能を提供します。また、顧客ごとの設定可能の様々なレポートや照会機能により、コンテナ動静や関連費用の即時照会が可能な統合コンテナ管理システムといえます。
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- Operation Simulation
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自動作成計画データをもとに、作業負荷調整、ヤード位置のシミュレーションができます。時間、区間、荷役機械ごとに作業負荷を予測し、負荷がかかるポイントを洗い出し、計画修正が可能、生産性を向上します。
Video Highlights
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Integrated TOS platform that optimizes terminal operations
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Optimizing terminal operating system to simplify complexities
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CLT customer case study - Brazil Terminal Portuário